太陽の下でコーヒーを

日当たりのいい住所なのに、バルコニーが日陰になる理由

通りには日が当たっていても、バルコニーは日陰のままということがあります。天井や上の階のバルコニーが、椅子から見える空の範囲を変えてしまうからです。

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抜け落ちがちな問い:バルコニーの上に何があるか

方角からわかるのはバルコニーがどちらに開いているかで、その上にある屋根や床、上階のバルコニーについてはほとんど何もわかりません。張り出しは、直射日光が床や奥の窓に届く前にさえぎることがあります。側面の壁は、斜めから差し込む低い日ざしをさえぎることがあります。

同じ向きの2つのバルコニーで日当たりが違うのは、このためです。一方は空に開けていて、もう一方は奥行きのある床の下に引っ込んでいます。同じバルコニーでも、外側の端には日が当たり、壁ぎわの椅子は日陰のままということもあります。

夏の高い太陽と冬の低い太陽は通り道が違う

太陽が高いと、張り出しはその下に深い影を落とします。角度が低くなると、日ざしはその下をくぐり、壁のほうまで奥へ届くことがあります。ただし、それで冬の日当たりが保証されるわけではありません。通りの向かいの建物が、低い角度の光を先にさえぎることがあるからです。

米国エネルギー省のパッシブソーラー住宅の設計ガイドは、適切に設計された張り出しが夏の高い日ざしを抑えつつ、冬の低い日ざしを取り込めることを図で示しています。結果は緯度、向き、寸法によって変わります。ある気候向けの標準的な目安は、すべてのバルコニーに当てはまる設計の処方箋ではありません。

現地で確かめたい4つのこと

  1. 奥行き:床や屋根は、窓や座る場所からどのくらい張り出していますか。
  2. 高さ:バルコニーの床から天井まで、どのくらいの空間がありますか。
  3. 横のさえぎり:壁や仕切り、建物の形が、朝や午後の方向をふさいでいませんか。
  4. 外の見通し:バルコニーの先には、どんな建物、木、地形がありますか。

寸法を測るのは安全で許可されている場所に限り、そうでなければ図面を頼んでください。寸法をとるために手すりから身を乗り出してはいけません。建物に手を加える場合は、資格のある設計者に依頼し、その地域で適用される規定に従ってください。

地上の地図では決着がつかない理由

Coffee in the Sunは、地図に登録された建物の輪郭と高さから影を推定します。選んだ階のバルコニーに特化した計算をするわけではなく、床、手すり、側面の仕切り、窓のひとつひとつを表現しているわけでもありません。木、日よけ、地形もこのモデルの外にあります。

したがって、地図上で日が当たっている場所があっても、バルコニーの床や室内のソファに直射日光が届くことの証明にはなりません。地図は近隣の建物を調べるのに使い、バルコニーそのものの形と観察は別に評価してください。

手すりではなく、使える空間で確かめる

晴れた日の気になる時間帯に、外側の端に近い床、座るつもりの椅子、そして窓を撮影しましょう。日付と現地時刻を記録します。できれば別の季節にもくり返すか、住んでいる人に日付入りの写真を頼んでください。

目的が外での朝食なら、手すりの上に日が当たる10センチは意味のある結果ではありません。目的が夏の日陰なら、うまい位置にある張り出しはむしろ利点かもしれません。バルコニーの向きのガイドと内見チェックリストを使って、こうした観察を全体の中で位置づけてください。

次の住まいの周りの建物を確かめる

内見の前に、近くの建物の影を調べておきましょう。そのうえでチェックリストを使い、実際の窓やバルコニーで光を確かめてください。

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